債務整理の流れの中で、難しいポイントはどこでしょうか?一つは、手続きの種類が複数あり、どの手続きを行うべきか考えなければならないことです。借金整理といえばそれは自己破産のことだと思うかもしれませんが、可能な手続きは債務整理だけではありません。他に、個人再生や、任意整理、特定調停などもあり、それぞれに内容は異なっています。したがって、自分の借金の残額や返済状況を考えながら、どの手続きがふさわしいのかを決定しなければなりません。
この段階は専門的知識を要するので、流れの中では少し難しいポイントだといえるでしょう。債務整理の流れの中で難しいもう一つのポイントは、司法関係者の依頼先の選び方です。弁護士、司法書士、行政書士など、手続き代行のために司法関係者に依頼を行いますが、どこに依頼するかを決定するのは簡単ではありません。資格ごとに依頼できる案件も異なりますし、事務所によって実績や経験、専門領域が異なるという場合もあります。
いろいろな事務所があって、それぞれに人材の質や評判が異なるので、注意深く比較して選ぶようにしなければなりません。ちなみに、弁護士や司法書士に依頼するときは、どれだけこちらの話を真摯に聞いてくれるか、また過去の仕事の実績などを確認してから依頼するようにしてください。こちらの話を真剣に聞いてくれない、また過去の実績も経験も少ないところは、いくら資格をもっていても簡単に信用すべきではありません。自己破産の流れのことならこちら